2010.02.27 Saturday
東京似非カルチャー
昨日、一昨日と仕事で東京に出張に行ってきました。
今回は六本木で宿泊、2日間の東京でしたが、幾度となく東京に行って街をあちこち歩いていると今までの東京とは随分違ってきているなと思う場所が多いように感じます。
テレビや雑誌で話題の場所と言うのはほとんどがいわゆる造られた世界。
それはそれで凄いなと思うし、そのスケールの大きさには驚くばかりですが、逆に言えばどこにでも造ることは出来ます。そんな造られた世界はブームが去って寂れてしまえば淋しいものです。後には何も残りません。
ここ最近、そんな脱け殻になってしまった廃墟が街のど真ん中に何となく増えてしまったような気がするのです。
また、例えばファッションの世界でも食べ物でもその時々の流行りというものは必ずあるものです。ただ余りにも簡単に流行を作りすぎてはいないかという気がしてなりません。仕事柄、そんな流行りを追いかける人、流行りを仕掛けようとする人達に会う機会が増えました。
そんな人達に出会って思うことは、物事の本質を解らないままあちこちから表面に見えている良いところのパーツだけを集めてきては上辺だけの格好良さだけを取り繕い、如何にも本物であるかのように言葉を並べて仕掛け作りをしようとすることです。流行りを造り出すと言えば格好良く聞こえますが、これはちょっと違うんじゃない?と思ってしまいます。
流行りものに行列が出来る、そんな世の中だけに自称クリエーター、プロデューサーもしくはマーケティングに関わる人達の責任は重いと思います。本物をちゃんと正しく伝える。それが物事をプロデュースする者の最低限の責務です。
余りにも軽々しく目の前の利益だけを追うばかりの仕事は何も生み出さないばかりか、後には何も残りません。
流行がやがてひとつの文化としてその地に、国に根付く。そんな仕事がしたい。
近頃つくづくそう思います。












無印良品の家:朝の家 


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